腎泌尿器科

腎泌尿器科
男性はもちろん、女性にも安心して
受診して頂けるように
日本の40歳以上人口6,600万人のうち、尿が急にしたくなり、我慢ができなくなる尿意切迫感が810万人、尿失禁が2,100万人、排尿障害が2,500万人いることがわかっています。

前立腺がんは、2020年には肺がんに次いで2番目に多くなると推定されており、また欧米に多かった腎がんは、食生活の欧米化や健診の普及などに伴い、1997年から2002年にかけて約16%増えるなど、増加の一途をたどっています。

尿潜血は日本に約500万人いると言われていますが、健診の普及などにより発見される機会が増えているにも関わらず、12.8%しかその後の精密検査を受けていません。しかし放っておくと、末期腎不全のリスクをあげたり、がんや腎炎、結石などさまざまな病気の早期発見の機会を失うことになります。

また近年、男性ホルモンの一種であるテストステロンが加齢とともに低下することにより生じる男性の更年期障害、LOH症候群が注目されております。適切な指導や治療により、心も体も元気なまま年を重ねられます。

これらは当科が専門としている病気の一例です。男性はもちろん、女性にもこれらのご病気でお悩みの方は大勢おられ、女性の割合が半数以上を占めるものもあります。

泌尿器科はとくに、やや敷居が高いと思われている方はいらっしゃるかと思いますが、安心して受診して頂けるよう、できる限り配慮してお待ちしております。ちょっとしたお悩みでも構いません。ぜひお気軽にご相談ください。
こんな症状はありませんか?
次のような症状の場合、当科が専門とするご病気の可能性があります。

尿の出かたの異常

尿の出かたの異常
  • トイレが近い
  • 夜何度もトイレで起きる
  • トイレに行った後もすぐにまた行きたくなる
  • おしっこが漏れる
  • おしっこが出にくい
  • 尿感がある

このような症状の場合、以下の疾患が想定されます

過活動膀胱 前立腺肥大症 神経因性膀胱 腹圧性尿失禁 骨盤臓器脱 膀胱炎 間質性膀胱炎 など

尿の性質の異常

尿の性質の異常
  • 赤いおしっこが出る
  • おしっこが臭う・濁る
  • 尿蛋白を指摘された
  • 尿潜血を指摘された

このような症状の場合、以下の疾患が想定されます

尿管結石症 腎不全 腎炎 腎がん 前立腺がん 尿管がん 膀胱がんなど

痛み

痛み
  • おしっこをする時に痛みがある
  • 腰に痛みがある
  • 会陰部に痛みがある

このような症状の場合、以下の疾患が想定されます

膀胱炎 尿道炎 尿路結石症 慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群 など

男性の更年期症状

男性の更年期症状
  • 身体がだるい、疲れやすい
  • うつっぽい、やる気がでない
  • 眠りが浅い
  • 性欲が低下してきた
  • 筋力が低下してきた
  • 脂肪が増加してきた

このような症状の場合、以下の疾患が想定されます

加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)

健診・検査の異常

健診・検査の異常
  • 検尿の異常
  • 腎機能の異常
  • 尿酸値の異常
  • PSAの異常

このような症状の場合、以下の疾患が想定されます

腎不全 腎炎 尿路結石症 高尿酸血症 腎がん 尿路上皮がん 前立腺がん など

お子さまの異常

お子さまの異常
  • おねしょが治らない
  • おしっこが近い、漏れる
  • 陰茎がはれた、痛がる
  • 睾丸がはれた、痛がる、触らない

このような異常の場合、以下の疾患が想定されます

夜尿症(おねしょ) 神経因性膀胱 亀頭包皮炎 包茎 停留精巣 など

アクセス

奥村病院 〒918-8104 福井市板垣5丁目201 Tel.0776-33-1500 Fax.0776-33-1181
■コミュニティバスすまいる 木田・板垣方面(南ルート)「板垣5丁目」下車 徒歩1分
■京福バス 羽水高校線「板垣5丁目」下車 徒歩1分